【限定特別ページ】ポケット版「のび太」という生きかた
発売日2014年10月4日
ISBN978-4-7762-0850-1
価格800円(税別)
アスコムからの内容紹介
限定公開の特別コンテンツをお届けします。
読書感想文の書き方講座『のび太という生きかた』編
2004年の発売からロングセラーになっている『のび太という生きかた』は、読書感想文の新定番となっています。
でも、「どう書いていいかわからない...」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。
そこで今回、アスコム編集部がこの本で読書感想文を上手に書けるコツをお伝えします!
手順通りに進めていけば、グッとラクに読書感想文を書けるはず。ぜひ試してみてください。
〇読書感想文の書き方
なんの準備もしないで書きはじめても、うまくいきません!
次の3つのステップに沿って、書く準備をしましょう。
ステップ1 本を読む前の準備
次の2つのポイントについてノートや紙に書きましょう。
・その1:主人公・のび太に対して、どういうイメージを持っていますか?
・その2:今の一番の悩みごとや挑戦したいこと、これからの夢は何ですか?
ステップ2 本を読むとき
ステップ1で書いたことを意識しながら、「意外だな」「参考になったな」などと思ったところに、付せんや折り目をつけたり、アンダーラインを引いたりしましょう。
ステップ3 感想文を書く前の準備
次のポイントについてノートや紙に書きましょう。
・その1:この本を読んで、主人公・のび太のイメージがどのように変わったかを書きましょう。
・その2:読む前にあげた、悩みごとや夢を解決したり、かなえたりするために、本の中で役に立ちそうだと思ったところを書き出してみましょう。
・その3:「その2」で抜き出した言葉を読んで、これから自分はどういうことをしていこうと思ったのかを、書いてみましょう。
ステップ4 さあ、感想文を書いてみましょう
ステップ1~3でノートに書き出した内容を、順番に書いてみましょう。何を書いたらいいかがハッキリしているので、ムリなく文章をつなげられると思います。
このとき、次の4つの点に注意してください。
注意1 正直に書く
自分のダメなところや
弱点を文章で書くのは、恥ずかしいかもしれません。しかし、自分のことや気持ちを正直に書くことが、とても大切です。
注意2 本から文章を書き写そう
読んでいて「とても感動した」「いいなと思った」というところはカギカッコ「」をつけて文章をそのまま書き写してみましょう。ただし、書き写す文章が長い場合は、書いてある内容を自分なりにまとめることも大切です。
注意3 難しい言葉を使わない
無理をして難しい言葉を使わないようにしましょう。自分がいつも使っている言葉を使うことが大切です。
注意4 文章の最後の言葉をそろえる
文章の最後を「~です」「~ます」、あるいは「~だ」「~である」のどちらかにそろえましょう。
最後にもう一つアドバイス!
ステップ1と3をうまく書き出せない!そんなときのとっておきの必殺技が「おしゃべり法」です!「のび太ってどういうイメージを持っている?」「そっちはどう思う?」など、お父さん、お母さんや友だちなどとおしゃべりしながら、書き出していきましょう。忘れるといけないので、話の中で出たことは、すぐにメモするようにしましょう。
感想が短くなってしまう
なぜ自分が悩むようになったのか、なぜそのような夢をもつようになったのか。今の一番の悩みとか、自分の夢などは、文章の中にあなたの体験談をたくさん入れてみてください。
以上のポイントを参考にしながら、
ぜひ本書で素敵な読書感想文を書いてみてください!!