医師のぼくが50年かけてたどりついた 長生きかまた体操
発売日2025年4月2日
ISBN978-4-7762-1397-0
価格1500円(税別)
アスコムからの内容紹介
この本は、ぼくが初めて手掛ける「体操」の本です。
食事と運動は両輪。この2つがそろって、ぼくの長生き健康術が完成します。
この「かまた体操」は、ぼくの50年にわたる医師人生の到達点。
以上、本書「はじめに」より
鎌田先生の考える長生きとは、90歳を過ぎても元気で、自分の足で歩いてレストランへ行き、日帰り温泉を楽しめること。
そのために必要なのが、「きん・こつ・けつ・のう・ちょう」、すなわち筋肉・骨・血管・脳・腸 の5つの力を鍛えることだと、鎌田實先生は言います。
前作『医師のぼくが50年かけてたどりついた 鎌田式長生き食事術』で 「食事」 の大切さを伝えた鎌田先生。
しかし、健康で長生きするためには、「運動」も不可欠。
食事と運動、2つをそろえて長生き健康術を完成させるために考案されたのが、この「長生きかまた体操」です。
かまた体操は、1日たったの3分です。
朝は 眠っていた筋肉や腸を目覚めさせ、すっきりした1日をスタート。
昼は 脳と体に刺激を与え、午後も元気に動ける体に。
夜は1日の疲れをほぐし、睡眠の質を高める体操を。
ざっくりい言えば、朝のかまた体操は「体を目覚めさせる」こと、昼のかまた体操は「1日の活力を上げる」こと、夜のかまた体操は「体を整える」ことを目的にしています。
「私たちの体のコンディションは朝・昼・夜で違い、それぞれの時間帯で、体が一番必要としている動きも違うのです」
と話す鎌田先生が、それぞれの時間に体が最も必要としている動きだけを取り入れました。
朝・昼・夜に2つずつ、計6つの体操を行い、1つの体操はたったの30秒。
全部合わせても1日3分。
無理なく続くから、50代・60代・70代・80代でも大丈夫!
さらに、ウォーキングの代わりの体操として考案された「ロコデモウォーキング」は、少しやるだけでうっすら汗ばみ、筋肉と心肺機能が上がって、体も脳も楽しく、元気になります。
毎日楽しくできる「かまた体操」さえやれば、90歳の壁をピンピン元気に越えていく人が増えるでしょう。
と鎌田先生は、本書の中に記しています。
第2章「鎌田式『カラダ改善』体操」では、「首・肩こり」「腰痛」「膝の痛み」「冷えやむくみ」「猫背」「不眠」など、気になる体の痛みや不調とサヨナラできる20種類の改善体操を紹介。
第3章「鎌田式『長生き習慣』のコツ」では、「鎌田式歩き方改革」「音読のすすめ」「買い物トレーニング」「ちょいトレのすすめ」、トイレスクワットをはじめとする「ながら運動」など、11のコツを紹介。
いずれも、鎌田先生が自分で実践しているものばかり。
76歳になっても65㎏のバーベルを背負ってスクワットをし、冬にはワンシーズンで65日もスキーを楽しむという鎌田先生の、元気の秘密がこの本に詰まっています。
「最近、体が動きづらくなってきた」
「猫背や関節の不調が気になる」
「朝スッキリ起きられない」
「いつまでも元気に歩き続けたい」
そんなあなたにピッタリの 、がんばらない「かまた体操」!
1日3分の習慣が、未来の健康をつくります。
著者プロフィール
鎌田 實(かまた・みのる)
1948年、東京都生まれ。1974年、東京医科歯科大学医学部卒業。1988年、諏訪中央病院院長に就任。脳卒中の死亡率が全国ワーストクラスだった長野県で減塩運動をスタートさせ、「住民とともにつくる医療」を推進。長野県を屈指の健康長寿県に導いた。2005年より同院名誉院長に就任。チェルノブイリ原発事故後の1991年に日本チェルノブイリ連帯基金(JCF)を設立し、医師団を派遣。2004年には日本イラク医療支援ネットワーク(JIM-NET)を通じてイラクの支援にも取り組み、小児がんの子どもたちが勉強しながら治療できるチャイルドハウスや、難民キャンプに5つの診療所を開設。ウクライナから避難している子どもたちの支援を行うなど、戦禍の救済に取り組んでいる。2018年からは佐賀県民を健康長寿に導くため、「鎌田 實の『がんばらない健康長寿実践塾』(通称:鎌田塾)」を開催。同時に佐賀新聞での連載や、えびすFM「しあわせの処方箋」などを通じて佐賀県民の健康に貢献。本書のシリーズ前作『医師のぼくが50年かけてたどりついた 鎌田式長生き食事術』は大きな反響を呼び、12万部突破のベストセラーに。