認知症を予防する! 医師が考えた 書くだけ脳活手帳
発売日2024年12月4日
ISBN978-4-7762-1387-1
価格1400円(税別)
アスコムからの内容紹介
「ほら、あの人......、誰だっけ?」「ついさっきのことが思い出せない」「また忘れ物......」
こんな症状が気になり出した人にぜひおすすめしたいのが、この『脳活手帳』。
手帳は手帳でも、1万人以上の脳を診た専門医が、認知機能を高めることだけ考えて作った手帳です。
普通の手帳とはちょっと違う、脳医学に基づく様々な仕掛けを取り入れて、記憶力、集中力、注意力などの脳機能が高まっていくように考えました。
もちろん、認知症予防にもぴったりです!
でも、面倒なことは一切ありません。
あなたが書くのは、「何をしたのか」と、そのときの感情だけ。
ではなぜ、それだけで認知機能が高まっていくのでしょうか?
そこに、この手帳ならではの仕掛けがあります。
その仕掛けの一つが、今日ではなく、昨日をふり返ること(他にもたくさんあります)。
なぜ今日ではなく、昨日なのか?
簡単に言えば、昨日のことを思い出すのは大変だからです。
たとえば、今日のお昼に食べたものは、比較的楽に思い出せますよね。
でも、昨日のお昼については、少し頑張らないと思い出せないのではないでしょうか。
昨日何を食べたのか、何をして、誰と会ったのか、その時の気持ちは?
それらを脳から引っ張り出して行くうちに、記憶がスムーズに出てくるようになります。
しかも、手帳の枠を小さく設計しているので、書ける内容も限られます。
じつは、この「枠の小ささ」は、書くのが楽になるだけでなく、認知機能を高めるための仕掛けでもあるのです。
いくつも記憶の中から、限られたスペースに書けることを厳選し、自然と短い言葉でまとめていく。
この作業が、あなたの右脳と左脳を刺激し、フル回転させます。
この手帳に取り組む期間は、4ターム・32週間。
これは、脳の変化を実感するのに最適な期間です。
定期的に設けられた「ふり返りページ」を書くことで、あなたは次のように自分の脳の変化を実感できるはずです。
ターム1 記憶力が強化され、物忘れが減っていく
ターム2 集中力や注意力の高まりを実感できる
ターム3 思考が整理され、決断や行動が早くなる
ターム4 手帳の効果が脳に定着し、意欲的になっていく
今日から毎日、一日の終わりに、この手帳を書いてみませんか。
そこに書かれた記録は、大げさに言えば、あなたの人生の歩みでもあります。
一冊終えた後も、何度も読み返してみてください。
そのたびに記憶力や思考力が高まり、脳がクリアになっていきます!
著者プロフィール
石川 久(いしかわ・ひさし)
脳神経外科医。
開頭手術やMRIの画像診断などを含め、1万人以上の脳を診てきた"脳の名医"。学習院大学法学部を卒業後、近畿大学医学部に入学・卒業した異色の経歴の持ち主。帝京大学医学部脳神経外科、脳神経センター大田記念病院などを経て、現在は国際医療福祉大学三田病院脳神経外科に勤務。特に脳腫瘍に関しては、検査・診断から、手術・化学療法・放射線療法・電場療法などの多岐にわたる治療法まで、あらゆる手段を駆使して、患者様の日常生活・社会活動像の構築に最善を尽くす。本書のシリーズ第1弾となる『1日1問解くだけで脳がぐんぐん冴えてくる ドクターズドリル』(アスコム)は13万部を超えるベストセラーに。TBS『まるっと!サタデー』、フジテレビ『ノンストップ!NONSTOP!』などメディア出演も多数。