亡くなった人が教えてくれること 残された人はいかにして生きるべきか
発売日2024年12月25日
ISBN978-4-7762-1379-6
価格1500円(税別)
アスコムからの内容紹介
寂しさ・孤独を味わった今だから出来ることもある!
そして、愛するあの人が、これから「どう生きるか」を教えてくれる。
大切な人がなくなったあと、「こうしてあげたかった」とか「ああすれば良かった」と後悔をしてしまったことはありますか。
日にちが経つと悲しみは薄れていくといいますが、決してそうではありません。
私自身も、この10年で、父、母、そして夫と、最愛の人達と別れを告げましたが、後悔の連続で胸が痛く、寂しい夜を過ごすこともあります。むしろ日が経つにつれて、淋しさ哀しさは一層増しているような気さえしています。
しかし、それでも、残された人は生きなければなりません。
本書は、さみしさに向き合いながらも、前を向いて歩き出すためのきっかけとなるような、考え方などをお伝えしていければと思います。
著者プロフィール
川村 隆枝≪カワムラ タカエ≫
医師・エッセイスト。
1949年、島根県出雲市生まれ。
東京女子医科大学卒。同医大産婦人科医局入局。
1974年に夫の郷里の岩手医科大学麻酔学教室入局、同医大付属循環器医療センター麻酔科准教授。
2005年(独法)国立病院機構仙台医療センター麻酔科部長。
2019年より、岩手県滝沢市にある「老人介護保険施設 老健たきざわ」施設長に就任。
仙台で麻酔科医として多忙な日々を送るなかで、自身の体験をつづった『心配ご無用 手術室には守護神がいる』を上梓。本書は鈴木京香・三浦友和主演で映画化される。
その後も、医師や、介護施設の施設長として働きながら、夫の介護や介護施設での経験をもとにエッセイを執筆。エッセイストとしても活躍を続けている。
目次
第1章 「さみしさ」と付き合うために
第2章 自分を癒す存在をみつける
第3章 「孤立」を避け、「孤独」は楽しもう
第4章 介護施設はちょっといい話であふれている
第5章 これからの若者に託したい事
第6章 介護の現状