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世界は行動経済学でできている

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ビジネス・自己啓発・経済

世界は行動経済学でできている

著者橋本 之克

発売日2025年2月27日

ISBN978-4-7762-1365-9

価格1540円(税別)

アスコムからの内容紹介

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▲行動経済学を教養として学ぶ
〇行動経済学を仕事や生活で活用する
行動経済学を仕事、人間関係、日常生活の中で使いこなすための本ができました!

「行動経済学の理論は知っているけれど、どのように活用すればいいかわからない」
「行動経済学はマーケティングに使うもので、自分の仕事や生活とは関係ない」

こんな疑問や課題を感じている方は多いのではないでしょうか。
でも、それではもったいない!
「使い方」さえわかれば、行動経済学は幅広い分野で問題解決ツールになるのです。

本書では、
「指示がコロコロ変わる上司」
「なんでも人のせいにする同僚」
「自信過剰な部下や後輩」
など仕事でよく遭遇しがちな「困ったシーン」や、

「『限定』や『大人気』という言葉に弱い」
「セール品に飛びついて後悔する」
「ネット通販で買いすぎてしまう」
といった買い物の失敗、

「夫婦の家事分担に不満がある」
「子どもが言うことを聞かない」
などという家族や子育ての悩みまで、

仕事や人間関係、日常生活の中で誰もが感じがちな
「身近なあるある」を多数具体例として提示し、
行動経済学を活用した目ウロコな解決法を詳しくお伝えします。

行動経済学を「教養」や「学問」として
学ぶだけで終わらせてしまうのではなく、
「使えるツール」として身につけていく。
そのためにぜひ、本書を活用していただきたいと思います。

著者プロフィール

橋本 之克(はしもと・ゆきかつ)
行動経済学コンサルタント/マーケティング&ブランディングディレクター
東京工業大学卒業後、大手広告代理店を経て1995年日本総合研究所入社。自治体や企業向けのコンサルティング業務、官民共同による市場創造コンソーシアムの組成運営を行う。1998年よりアサツーディ・ケイにて、多様な業種のマーケティングやブランディングに関する戦略プランニングを実施。「行動経済学」を調査分析や顧客獲得の実務に活用。
2018年の独立後は、「行動経済学のビジネス活用」「30年以上の経験に基づくマーケティングとブランディングのコンサルティング」を行っている。携わった戦略や計画の策定実行は、通算800案件以上。
昭和女子大学「現代ビジネス研究所」研究員、戸板女子短期大学非常勤講師、文教大学非常勤講師を兼任。『世界最先端の研究が教える新事実 行動経済学BEST100』(総合法令出版)、『ミクロ・マクロの前に 今さら聞けない行動経済学の超基本』(朝日新聞出版)などの著書や、関連する講演・執筆も多数。

目次

◎第1章 誰もが相手を「都合よく動かしたい」と思っている

…スムーズに上司の決裁をもらいたければ夕方を狙え(決定麻痺) 

…「月1で3カ月」より「3日連続」のほうが好意につながる理由(ザイオンス効果) 

…高額な「おねだり」を成功させるコツ(参照点依存性) など

◎第2章 他人に「勝手な期待」をしてしまう理由

…行列に並ぶ人は「思考停止状態」になっている(バンドワゴン効果) 

…なぜ上司は、昨日と今日で言っていることが変わるのか?(後知恵バイアス)

…私たちは「変化しないもの」に安心感を覚える(一貫性の原理) など

◎第3章 「怠惰な自分」を最適化する方法

…「1年の計は元旦にあり」は行動経済学的に誤りだった(現在志向バイアス)

…「もう使わないもの」が捨てられない理由(損失回避、保有効果) 

…「失敗が怖くて挑戦できない」のは性格のせいじゃない(後悔の回避) など

◎第4章 私たちは、なぜ「自分は正しい」と思い込んでしまうのか

…「ジャイアニズム」に潜む行動経済学とは(フォールスコンセンサス効果) 

…「能力が低い人ほど自分を過大評価する」のはなぜか?(ダニング=クルーガー効果)

…「自分が信じたいものだけを信じること」の落とし穴(確証バイアス) など