こうして、人は老いていく 衰えていく体との上手なつきあい方
発売日2024年2月28日
ISBN978-4-7762-1303-1
価格1400円(税別)
アスコムからの内容紹介
「最近、できないことが多くなって、年を感じる」
「歩くのがしんどくなってきた」
「疲れやすくなってきて、体を動かすのがおっくう」
「できれば介護で家族に迷惑をかけたくない」
「将来、寝たきりにならないか不安」
こんな「老い」に関する悩みや不安を持っている方は、ぜひ読んでほしい1冊。
寝たきりを予防するには、ウォーキングをしておけば大丈夫。
60歳以上になったから、転倒予防のために家に手すりをつける。
寝起きがラクになるので、ベッドに替える。
入院生活から戻ってきたら、体力温存のためにしばらくは絶対安静にする。
これらはすべて「正しい老化との付き合い方」とはいえません!
高齢者の身体機能維持のためのリハビリを20年以上続けてきた、
著者だからこそ語れる、加齢で老いていく体とどう向き合えばいいか、
本当に予防・改善できる方法を教えます。
何をするにも、どこにいくにも、健康な体があってこそ。
残りの人生を楽しく過ごすためにも、
本書を読んで、老化に負けない、元気な体を手に入れましょう!
【主な内容】
第1章 こうして、人は老いていく
・「老化の個人差」が生まれる要因とは
・「自信の枯渇」が肉体に与える大きな影響
・今の自分を知ることが、肉体と精神の老化を防ぐ第一歩
・寝たきりになるのは、本当に仕方がないことなのか
・ウォーキングだけでは、「寝たきり」は防げない など
第2章 「肉体」と「精神」の老化を防ぐためのリハビリとは
・リハビリの目的は、健康のために筋肉をつけることではない
・高齢者にとって交通事故の3倍危険な事故とは
・「転びやすい体」に変えてしまう見えない敵とは
・歩けなくならないために、リハビリでバランス感覚を整える など
第3章 老化を防ぐための「セルフリハ」のやり方
・これが老化を防ぐ「基本のセルフリハ」
・「セルフリハ」の効果を上げるための5つのポイント
・「足腰が衰えた」と感じる人のための「セルフリハ」
・「足腰に痛みある」人のためのリハビリとは など
第4章 勝手に老化が予防できる環境づくりとは
・家族の深すぎる愛情が、体を老化させる
・老化予防のために、「手」ではなく「目」を借りる
・ベッドと布団、老化予防にいいのはどっち?
・「安静に過ごしてください」という言葉の罠 など
第5章 100年時代をどう幸せに生き抜くか
・3倍返し!? コロナ禍の3年半分のツケ
・リハビリのハードルが下がる世の中へ
・人生のエンディングを大切にする など
著者プロフィール
上村理絵(かみむら・りえ)
理学療法士
リタポンテ株式会社 取締役
1974年生まれ。中京女子大学(現・至学館大
学)卒業後、関西女子医療技術専門学校理
学療法学科(現・関西福祉科学大学)を経て、
理学療法士として活動。
「理学療法士によるリハビリテーション」「日本で初めて介護保険分野で受けられるサービス」
を世に誕生させた誠和医科学(現・ポシブル医科学株式会社)の創業を支援。
およそ10年間で、のべ16 万人に生活期のリハビリを提供し、
そのビジネスモデルの骨格を現場で作り上げてきた。
同社退任後、リタポンテ株式会社の立ち上げに参画。理学療法士の立場から、「高齢者に本当に大切なリハビリ」を提供している。
担当編集より
お詫びと訂正
初版本にて、以下の誤りがございました。お客様にご迷惑をおかけいたしましたことを、深くお詫び申し上げます。
大変申し訳ございませんが、下記をご参照ください。2刷以降で修正いたします。
P154 ごろ寝腹式呼吸のやり方を説明する①の箇所
【誤】うつ伏せ → 【正】仰向け
また、本書216ページに、介護保険を使ってカーブスで運動指導が受けられると認識される表記がありましたが、こちら、カーブスではそのような運動指導は行っていないことがわかりました。制作側の事実誤認のため、関係者の方々、また読者の方々にご迷惑おかけしたこと、深くお詫び申し上げます。