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脂質中毒 脳は「脂」を欲するようにできている

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生活・料理・健康・ダイエット

脂質中毒 脳は「脂」を欲するようにできている

著者岡部正

発売日2022年12月16日

ISBN978-4-7762-1255-3

価格1200円(税別)

アスコムからの内容紹介

糖質を減らすだけでは、やせられない!健康になれない!
脂質中毒」解消で、糖尿病、肥満、動脈硬化......
あなたの健康を阻害する諸悪の根源は、これなのです。
パン食、加工食品、外食が多い人は必ず読んでください。
あなたは、きっと脂質中毒になっています。


私が岡部クリニックを開業してから
25年以上が経ちました。
これまで診てきた、糖尿病をはじめとする
生活習慣病に苦しむ患者さんや、
肥満を解消したいと願う方々は数知れません。

いつの時代も、みなさんが抱えている悩みは深刻です。
ただその間、傾向に変化が見られたり、
私自身が新たに発見したりしたことがいくつかあります。
その最たる例が「脂質中毒」です。
お菓子好きの女性の患者さんを大勢診てきて、
当初は糖質中毒が病気に大きく影響していると
考えていました。
しかし、あるとき気づいたのです。
その大半が〝洋菓子派〟であり、
〝和菓子派〟は極めて少ないという事実に。
すると今度は、糖質をあまり摂っていないうえに、
見た目に太っていない人が身体の異常を訴えているケースに
とくに目がいくようになりました。
そして、脂質中毒の存在にたどり着いたのです。

日本人の食の欧米化が進み、
寿命や生活習慣病の発症率に変化が生じました。
そろそろ、なにかしらの手を打たなければなりません。
だからこそ、私は本書を通じて
脂質中毒への効果的な対策を発表することにしたのです。
脂質中毒は自分で気づきづらいだけでなく、
自分の意思で治すことも非常に難しい症状です。
そのことを、本人のみならず、
周囲のみなさんもしっかり理解して、
改善に向けて全力で取り組んでいって
いただきたいと思います。

【こんな人は危険!あなたは大丈夫?】
□ 和菓子よりも洋菓子が好き
□ 夜食や間食をとる習慣がある
□ 焼肉は赤身よりもカルビが好き
□ お腹がいっぱいでも好きなものは別腹
□ 退屈になるとなにかを食べる、食べてしまいたくなる
□ ストレスがあるとなにかを食べる、食べてしまいたくなる
□ コロナ禍でデスクワークの時間が2時間以上増えた
□ 20歳のころよりも体重が5㎏以上増えた

1つでもあてはまる人は「脂質中毒」の可能性大!
いますぐ本書を読んでください。

著者プロフィール

岡部 正(おかべ・ただし)
岡部クリニック院長、医学博士。
慶應義塾大学医学部卒業。カナダ、カルガリー大学留学。亀田総合病院副院長を務めたのち、オーダーメイド医療を理想に、東京・銀座に岡部クリニックを設立。専門医として生活習慣病の予防と治療に長年携わる。日本病態栄養学会評議員、日本糖尿病学会認定専門医・指導医、日本肥満学会会員。各メディアで活躍中。

目次

【目次】

第1章 脂質中毒の正体

脂質中毒になると死亡リスクが劇的にアップ!

あぶらを欲するのは人間の本能

「脂肪味」の鈍化が脂質中毒への第一歩

外食・中食の多い人は要注意!

お菓子好きの陰に潜む脂質中毒

我が国の行く末を暗示する〝沖縄クライシス〟

食の欧米化により日本人の死亡率が上昇⁉

血液をサラサラにしてくれるあぶらも存在

酸化した油を摂取しない努力を

トランス脂肪酸は人間の体に必要なし

極端なあぶら断ちはかえって不健康になる

糖質制限ダイエットが抱えるリスクとは?

第2章 脂質摂取がなぜ怖いのか

第3章 必ずできる! 脂質中毒の治し方

第4章 脱脂質中毒は健康増進の第一歩