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教育・心理・児童書

カルト宗教

著者紀藤正樹

発売日2022年12月16日

ISBN978-4-7762-1254-6

価格1200円(税別)

アスコムからの内容紹介

◎マインド・コントロールなどの勧誘の手口や活動内容
◎収奪や虐待など人権蹂躙の実態
◎カルト宗教と政治(家)との関係
◎家族や知人を脱会させる方法と脱会後について
◎国や私たちがこれからすべきこと

本書では、みなさんにぜひとも
知っていただきたいことを
あますことなく紹介しました。
カルト宗教やカルト的な団体に関する
深い知識を身につけていただきたいからです。

なぜなら、彼らからあなた自身の身を守るために、
そして家族や知人が被害に遭わないために、
そして、被害に遭ってしまった人たちを救うために、
とても必要なことだからです。

一時的にカルト的な団体は息を潜めました。
しかし、社会の関心もほどなく薄れていきました。
カルトに対する社会的規制を
恒常的に敷き続けるためには、
多くの人々にカルトの実態を
把握していただくことが必要です。
これが被害者をなくすための、
まさに第一歩となるのです。
カルト的な団体を野放しにしては
いけないということを、
みなさんになにがなんでも
知っていただきたいのです。

著者プロフィール

紀藤正樹(きとう・まさき)
リンク総合法律事務所所長。弁護士(第二東京弁護士会所属)。
1960年、山口県宇部市生まれ。大阪大学法学部卒。同大学院博士前期課程修了(「憲法」専攻)。消費者庁「霊感商法等の悪質商法への対策検討会」の委員の一人として「報告書」の取りまとめに尽力する。第二東京弁護士会消費者問題対策委員会委員長などを歴任。現在、日本弁護士連合会消費者問題対策委員会筆頭副委員長。
市民の立場から、一般の消費者被害はもちろんのこと、宗教やインターネットにまつわる消費者問題、被害者の人権問題、児童虐待問題などに精力的に取り組んでいる。著書に『マインド・コントロール』、『カルト宗教 性的虐待と児童虐待はなぜ起きるのか』(いずれもアスコム)等。
公式twitter:https://twitter.com/masaki_kito

目次

第1章 そもそもカルト宗教とはいったいなにか

カルト宗教で問題となる「破壊的カルト」

宗教団体に限らないカルト的な存在

カルト現象に見られる楽観主義(Optimism)

ブラック企業や自己啓発セミナー、マルチ商法との共通点



第2章 カルトはなにをやっているのか

伝道や布教にとどまらない多岐にわたる活動形態

信者になにを求め、なにを強要するのか

お布施とカルト宗教における献金の違い

家族破壊に至る典型的なパターン

宗教二世たちが抱える悩みとは

カルトに対応できない児童虐待防止法の現実

なぜ政治家はカルト的宗教団体と関係を持ってしまうのか1

国際的にも問題視されるカルト的宗教団体の政治介入

カルト宗教と政治の関係は、政教分離に反するのか

会合への参加、メッセージの提供など、政治家の行為によって招かれる問題

カルト的宗教団体の収入源は? 税金はどうなっているのか



第3章 マインド・コントロールの手口と実態

第4章 私たちは彼らとどう付き合うのか