24TWENTY FOUR 今日1日に集中する力
発売日2022年12月16日
ISBN978-4-7762-1243-0
価格1500円(税別)
アスコムからの内容紹介
私たちに必要なのは
タイムマネジメントでも、効率化でもない。
世界中の叡智が明らかにした
「最高の24時間」を過ごす方法をあなたに。
――最高の人生は、今日この瞬間の先にある―
24時間をもっとも有効に使う方法は
世界中の叡智により、すでに明らかになっています。
答えは、「今、目の前のことにただ集中すること」。
これこそがもっとも充実した24時間を送る方法であり、
私たち人類が、幸福に生きる方法でもあります。
ですが、残酷にも私たち現代人は、
「目の前のことに集中する」ことが
なかなかできません。
人生を安全に、効率よく進めたいという思うほど
情報を求め、SNSやニュースに没頭します。
そしてやるべきことに集中できなくなります。
また、人は不安を感じるとやるべきことに手がつかなくなります。
SNSだけでなく、「気が散る」誘惑は、数限りなく存在します。
人間関係で起きた問題やストレスもあなたから集中力を奪います。
多すぎるタスクも問題です。
マルチタスクは、生産性が40%低下し
仕事を終えるまでの時間を50%増やします。
ネガティブなニュースは、あなたから正常な判断を奪い、
85%の人が簡単にフェイクニュースにだまされるという研究結果もあります。
今の世界は、どうあがいても
自分の24時間に集中するのが難しいのです。
「世界の叡智が示す『最高の24時間』とは
本書は、世界中の一流研究機関の研究者たちによって
行われてきた実験、研究を紹介しながら
「今日1日に集中するにはどうすればいいか」を
一緒に探っていくことを目的にしています。
たとえばこんな研究結果があります。
●「人間の脳はネガティブなニュースを先に処理する傾向がある。
だから、集中したいときはメディアから離れる」
●「作業が4秒中断されるだけでミスの発生率は4倍になる」
●「立派な動機より自分勝手な動機を持つ方が成果に結びつく」
●「人が不安に思うことの9割は、実際には起こらない」
●「人生の選択肢をコイン投げで決めてでも、進んだ方が幸せである」
●「人は『急ぎ』で簡単なタスクを優先しやすい」
(タスクを視覚化すれば、脳は勝手に重要なタスクに集中する)
●「職場に一人でも信頼できる人がいれば、ミッションは達成しやすい」
●「選択に迷ったら信頼できる人の判断をまねる」
●「価値ある人間関係は『観察力』でつくれる」
●「暴言を吐く人と働くと創造性は39%減る」
(一緒に働かない方がクリエイティブになれる)
●「ワクワクするというだけでパフォーマンスは上がる」
●「不安に負けそうになったら、部屋を移動する」
●「人は自分より他人のために何かを達成した方が幸せを感じる」
これらの研究は、私たちが「次にするべきこと」を明確にし、
「今日1日」で最大の結果を手に入れる方法を教えてくれています。
人類永遠の課題である今日1日をどうすごすのか。
それはあなただけに任されたミッションです。
大切なのは、自分だけの一歩を踏み出すこと。
最高の24時間を手に入れる旅にでましょう。
著者プロフィール
堀田秀吾
明治大学法学部教授。法と言語科学研究所代表。
専門は社会言語学、理論言語学、心理言語学、神経言語学、法言語学、コミュニケーション論。研究においては、特に法というコンテキストにおけるコミュニケーションに関して、言語学、心理学、法学、脳科学など様々な学術分野の知見を融合したアプローチで分析を展開している。執筆活動においては、専門書に加えて、研究活動において得られた知見を活かして、一般書・ビジネス書・語学書を多数刊行している。アイドルのプロデュースから全国放送のワイドショーのレギュラー・コメンテーターなど、研究以外においても多岐に渡る活動を見せている。
職歴
2010.4~現在 明治大学法学部 教授
2012.12~現在 法と言語科学研究所代表
2013.4~2015.3 ハワイ大学ウイリアム・S・リチャードソン・ロー・スクール客員研究員
2008.4~2010.3 明治大学法学部 准教授
2000.4~2008.3 立命館大学 法学部 ・大学院言語教育情報研究科 助教授(准教授)
学歴
シカゴ大学言語学部博士課程修了(言語学博士)
Ph.D. (The University of Chicago)
ヨーク大学ロースクール修士課程修了
LL.M., (Osgoode Hall Law School, York University)
ヨーク大学ロースクール博士課程単位取得退学
Ph.D. Candidate in Law (Osgoode Hall Law School, York University)