面倒なお願いでも、気持ちよく相手に届く伝え方は? 人を動かす伝え方50の法則
発売日2022年11月11日
ISBN978-4-7762-1242-3
価格1400円(税別)
アスコムからの内容紹介
ハーバードやスタンフォードなど世界の研究から「人を動かす」伝え方の法則を厳選。
どんな場面でも、ストレスなく伝えられるコツが詰まった1冊です。
伝えるのをためらったことがある、すべての人へ。
あなたには、こんな経験がないでしょうか。
「3日待っても、メールの返事が来ない。」
・・・・・なぜだろう。
内容が悪かった?
失礼があって怒らせた?
もしかして、送信できてなかった?
ほんとうにもしかしたら、海外旅行に行ったのかも...。
もう1通送ろうか、電話をかけようか。あと1日だけ待ってみるか...。
そう悩んでいるうちに、時間が過ぎていく。
相手から期待した反応が得られないとき、つい、自分の「言ったこと」や「考えたこと」に問題があると思ってしまうかもしれません。
でもそれは、たいていの場合、「伝え方」に問題があると言ったら、どうでしょうか。
他にも、こんなシチュエーションはありませんか?
・締め切り間近でヒヤヒヤするけど、催促していいだろうか...
・2つの案まで絞られたのに、相手がなかなか決断してくれない...
・お願いしたいけれど、忙しそうで話しかけづらい...
・初対面で緊張してしまって、うまく自己PRできない...
・ガンコな相手で、全然話が通じない...
この本では、こんな「ちょっとした伝え方の悩み」を解決するためのコツを紹介しています。
「伝えるプロ」である著者が、世界の社会心理学や行動科学の研究から厳選し、交渉やプレゼン、商談、告知など、日常のさまざまな場面で活用できるよう、50の法則にまとめました。
きっと、あなたの役に立つはずです。
世界がグッとシンプルになる法則を、ぜひご体験ください。
著者プロフィール
川上徹也 (かわかみ・てつや)
湘南ストーリーブランディング研究所 代表/
コピーライター
大学時代、霊長類学や社会心理学の研究に没頭。世界中の論文との出会いを求めて図書館に通いつめ、狭いアパートの部屋を学術論文のコピーでいっぱいにして暮らす。
「人の心を動かす」仕事に興味を持って、広告代理店に入社。大阪支社で暗黒の営業局時代を経て、29歳で転局しCMプランナーに。しかしそこでも芽が出ず、会社を辞め何のあてもなく上京。フリーランスという名のフリーターをしながら通った広告学校の講師から、コピーライターとしての才能を見いだされ、TCC新人賞を受賞。その後、フジサンケイグループ広告大賞制作者賞、広告電通賞、ACC賞などを多数受賞する。
現在は、ブランドの魅力を物語にして伝える「ストーリーブランディング」という手法を確立し、企業や団体のマーケティング・アドバイザーとして活動。ジャンルの垣根を超えて、様々なものの魅力を伝え続けている。
『物を売るバカ』『1行バカ売れ』 (角川新書)、『ザ・殺し文句』(新潮新書)など著書多数。海外へも広く翻訳されている。
目次
●はじめに
●第1章 お願いしたい
(相手にスルーされたくないとき/すぐ行動に移してほしいとき、など)
●第2章 説明する
(いいニュースを伝えたいとき/切り出しにくい話をしなければいけないとき、など)
●第3章 説得したい
(興味がない相手の関心をひきたいとき/ガンコな相手を説得したいとき、など)
●第4章 わかってほしい
(自社の商品をアピールしたいとき/相手に忘れがたい印象を残したいとき、など)
●第5章 選んでほしい
(できるだけたくさんの案を求められたとき/AかBで決断してもらいたいとき、など)
●第6章 提案したい、交渉したい
(提案をすんなり受け入れてもらいたいとき/お金の交渉を有利にしたいとき、など)
●第7章 協力してほしい
(ルールを守ってほしいとき/誰かに手を差し伸べてもらいたいとき、など)
●おわりに