心配ごとや不安が消える 「心の整理術」を1冊にまとめてみた
発売日2022年3月18日
ISBN978-4-7762-1203-4
価格1200円(税別)
アスコムからの内容紹介
心配ごとばかりで、疲れてしまったあなた。
ささいなことに、振り回されてしまうあなた。
他人の視線ばかり気になって、生きるのが苦しいあなた。
心配ごとや、不安、恐れ・孤独感・心の苦しみがスッと消える
「心の整理術」を1冊にまとめてみました!
この本では、あなたの心が心配ごとや不安に
悩まなくなるための「心の整理術」をお伝えします。
そもそも人は、生きているかぎり、
今、起きている問題やこれから起きるかもしれない問題を
不安に思い、悩んでしまう生き物です。
あなた自身やあなたの家族の健康状態、お金のこと、
職場やご近所との人間関係など。
いろいろなことに悩んでしまうのは至極当たり前です。
でも、あなたを悩ませている心配ごとは、
すぐに解決できるものですか。
あなたの不安は、すぐなくなりますか。
実は、心配を生み出す環境を変えることは難しくても、
心配という感情を手放すことは、
ちょっとした思考のクセや生活の習慣を変えるだけで
簡単にできます。
この本では、心配ごとを「自分への心配り」に変えて、
不安を消し、心を整理するための「知恵」をたくさんまとめて紹介します。
悩みごとや不安を消すのに役立つマインドフルネスのエッセンスも盛り込みました。
負の感情としての心配を手放すにはさまざまなアプローチの仕方があります。
正解はけっして一つではありません。
この本でご紹介するなかから、すんなりと納得できたもの、
自分の性格に合っていると感じたもの、
いつもの生活に取り入れてみたいと思ったものを、
ぜひ実践していただきたいと思います。
〈心配ごとや不安が消える「心の整理術」〉
◎心配ごとの9割はあなたの心が作り出した「思い込み」
◎いまこの瞬間はどうあがいてもなるようにしかならない
◎「気にしない」は才能でも性格でもなく、心の筋トレ
◎美味しく食べている間だけでも余計なことは忘れよう
◎また走るために、今日は止まっていい
◎寂しさに包まれたときは、もう一人の自分とおしゃべり
◎すべてがうまくいく最強の魔法の言葉
◎今のあなただからこそ、できることが必ずある
◎マウントとラベリングをしなければ、人間関係は断然、楽しくなる
◎老いることは美しい。若さをもてはやすのは日本だけ
◎一人きりですごす時間も独りぼっちじゃない
著者プロフィール
松原正樹(まつばら・まさき)
1973年、東京都生まれ。東京大学大学院情報学環客員教授。千葉・富津市のマザー牧場に隣接する臨済宗妙心寺派佛母寺住職。アメリカのコーネル大学東アジア研究所研究員。ブラウン大学瞑想学研究員。
ベストセラー『般若心経入門』の著者で名僧の松原泰道を祖父に持つ。コーネル大学でアジア研究学の修士号、宗教学博士号を取得後、カリフォルニア大学バークレー校仏教学研究所、スタンフォード大学HO仏教学研究所を経て、現在に至る。
グーグル本社で禅や茶道の講義をするなど、マインドフルネス界からも注目を集めている。ニューヨーク在住。アメリカと日本を行き来しながら、禅とマインドフルネスの橋渡し的存在として、国籍や人種、宗教を問わず人々の「心の救済」にあたっている。
目次
心配ごとの9割はあなたの心が作り出した「思い込み」
いまこの瞬間はどうあがいてもなるようにしかならない
過去を基準に今をジャッジするのをやめてみる
常識を疑うと本物の世界が見えてくる
苦しみを悪にしない。「そこにいるのね」と認めてあげる
「気にしない」は才能でも性格でもなく、心の筋トレ
花も鳥も自然体。無理しないから美しい。
モヤモヤしたら、深く、深く、深呼吸をする
ウォーキングは「歩く瞑想」である
イライラやクヨクヨが消えないときは「音」に集中する
美味しく食べている間だけでも余計なことは忘れよう
心の中を見てみよう。深追いはせず、感じるだけ
「それ本当?」「なぜそう思う?」と、とことん自分に聞いてあげる
また走るために、今日は止まっていい
10年後の自分が見たら、今の悩みはどうでもいいこと
寂しさに包まれたときは、もう一人の自分とおしゃべり
グーグル式、仕事に息詰まったら瞑想でリセット
「いいときも悪いときも同じ」なら心配はなくなる
不必要なモノを捨てると「心のゴミ」も空になる
すべてがうまくいく最強の魔法の言葉
ニコニコ笑っていれば必ず誰かが助けてくれる
人と比べそうになったら、一輪だけ花を飾る
今のあなただからこそ、できることが必ずある
他者と比較しない。人生の「主人公」になるために
マウントとラベリングをしなければ、人間関係は断然、楽しくなる
どんな家族も「出会えてよかった」と思う日は必ず来る
相手と役割を交換すれば、受け取っていた思いやりがわかる
迷ったときは、人を幸せにすることに全集中する
毎日、やりたいことを10個書く
できない言い訳の正体は心配・不安。それも思い込み
イラだちの原因は「自分だけ特別」という錯覚である
「苦手な人も何かの縁」と知れば“苦手”は消える
孤独は状態ではなく感情。それを楽しむ
老いることは美しい。若さをもてはやすのは日本だけ
遺書を書く、掃除をする
死も人生の一部、最後の瞬間まで一生懸命に生きる
孤独死は寂しくない。最期の縁に身を任せればいい
一人きりですごす時間も独りぼっちじゃない