会話の9割は「言いかえ力」でうまくいく
発売日2021年5月22日
ISBN978-4-7762-1147-1
価格1350円(税別)
アスコムからの内容紹介
「イライラして、ついキツイ言い方をしてしまう」
「なんであんなことを言ってしまったんだろう」
「もっと違う言い方をすればよかった」
このような会話の悩みや後悔を抱えてしまう人は、少なくないと思います。
本書では、精神科医&心理研究家の著者が、心理学に基づいた「損する言葉を好かれる言葉に変える方法」をご紹介します。
人を傷つける強い言葉を使ってしまうと、傷ついた相手から反撃されることで自分も傷つき、負のスパイラルに陥ってしまいます。だからといって、言いたいことをじっと我慢していては、誰かと分かり合える機会を失ってしまいます。
大切なのは、人を傷つけたり、相手から傷つけられたりしない言葉の使い方「言いかえ力」を身につけること。それができれば、職場や家庭、恋愛、友人同士の雑談など、あらゆる場面で、自分の言いたいことはしっかり伝えつつ、信頼や好感を持ってもらえるようになります。
ご紹介する「言いかえメソッド」は、誰でも簡単に使える「ちょっとしたコツ」ばかりなので、職場、家庭、雑談などあらゆるシーンですぐに活用できます。
同じことを伝えるのでも、言い方が変われば相手の受け取り方はまったく違うものになります。本書で「言いかえ力」を身につけ、人間関係や人生をより良い方向に変えてきましょう。
著者プロフィール
津田秀樹
心理研究家。筑波大学卒。
『anan』や『non₋no』などの雑誌の心理テスト作成、携帯公式心理サイトの主宰、心理学的映画紹介、心理マンガ(原作)、就職適性検査の対策本の執筆、ニンテンドーDSのソフトのディレクションなど多方面で活躍。
著書に『迷いがなくなる心理学 人生のサンタク』(PHP研究所)、『ジーパンをはく中年は幸せになれない』(アスキー新書)など。
西村鋭介
精神科医。精神保健指定医、精神科専門医。
東京大学中退、国立大学医学部卒業。
現在は理論的心理学と、科学としての精神医学を統合させ、悩みに潜む心理学的背景を解析するとともに、それを病院での臨床の場に実際に応用。
「心理学」と「精神医学」の二方向からのアプローチで、人の悩みの真の解決を目指し、日々活動中。
携帯公式心理サイトで、「ココロコラム」と「お悩み相談」のコーナーを長年担当。
目次
〇第1章:傷つける言葉のトゲや毒を抜く「言いかえ力」
…極端語を使わない
…悪意の比喩は傷を深くする 等
〇第2章:傷つく言葉のトゲや毒から心を守る「言いかえ力」
…「反映技法」で怒りは鎮められる
…言葉のトゲは柔らかく言いかえる 等
〇第3章:人に好かれる人がやっている、言葉の蜜を足す「言いかえ力」
…モノだけでなく人もほめる
…相手を嫌な気持ちにさせない断り方 等
〇第4章:「言いかえ」効果が倍増する話し方、半減する話し方
…ほめるときは見つめて、叱るときは見つめない
…頼みごとを断られやすい人と断られにくい人の違い 等
〇第5章:大切な人との関係を深めるための「言いかえ力」
…相手も自分も幸せになる「4種のプラスのストローク」を活用する
…会話の力で人を変える「ミケランジェロ現象」とは 等