日本人がよく使う何気ない言葉には、「美しい生き方のヒント」が隠されている。
発売日2021年5月8日
ISBN978-4-7762-1133-4
価格1300円(税別)
アスコムからの内容紹介
●コロナ禍のいまこそ、知っておきたい日本語の教養
コロナ禍で、私たちにはどうしようもないことがたくさんあります。
そんな中でもできることは、「美しく生きる」こと。
「美しく生きる」ということには、二つの意味があります。
一つは、素直に生きること。どうしようもないことは受け入れる。
そのうえで、解決のためのタイミングをうかがうということです。
もう一つは、清々しく生きるということ。
それを可能にするのは、単に素直に受け入れるということには収まらない、日本人の多様な生活の知恵にほかなりません。
こうした所作や知恵は、普段使用している何気ない言葉に隠されています。
本書では、こうした広い意味での美しく生きるための日本の思想・教養を、30の言葉と共に紹介しています。
日本語には、あなたの人生を豊かにする言葉が溢れています。そこにぜひ驚いてください。
【30の言葉】
「恥じる」「粋に振る舞う」「みやびやかにする」
「曖昧にする」「受け入れる」「発散する」
「小さくする」「なる」「従う」「信じる」
「待つ」「癒やす」「簡素化する」「間をとる」
「結ぶ」「型をつくる」「一体化する」
「感じる」「頼る」「筋を通す」
「無になる」「清める」「一心不乱になる」
「秘する」「恐れる」「唱える」
「うつろう」「凝る」「繰り返す」「覚悟する」
【こんな人におすすめ! 】
・人間関係がぎくしゃくしている
・自分に自信が持てない
・新しい環境になじめない
・人に執着したり、嫉妬してしまう
・KYだと言われる
・いつも気持ちに余裕がない
著者プロフィール
小川仁志
哲学者・山口大学国際総合科学部教授。
1970年生まれ。京都市出身。京都大学法学部卒業。名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)。米プリンストン大学客員研究員(2011年度)。
専門は公共哲学・政治哲学。商社、市役所、フリーターを経た異色の哲学者。
「哲学カフェ」を主宰するなど、市民のための哲学を実践している。