医者は自分や家族ががんになったとき、どんな治療をするのか
発売日2015年10月23日
ISBN978-4-7762-0844-0
価格1100円(税別)
アスコムからの内容紹介
【99%の医者が抗がん剤を使わない!?】
~それなのに、効果が期待できない治療をなぜ患者にすすめるのか~
医学の専門家である医者でさえ、治療法を迷うのが「がん」という病気です。
手術の決断を迫られたとき、抗がん剤が効かなくなったとき。さまざまな局面で患者さんは、難しい選択を迫られます。
では、医者ががんになったら、医者の家族ががんになったら、どんな治療を選択するのか。そこにがん治療の真実が隠れていました。
本書の中で詳しく触れていますが、医者が抗がん剤を使わない理由のひとつに、
「医者たちが西洋医学の限界やリスクを知っている」ことがあげられます。
医者は専門外の病気であっても、自分や家族ががんになれば、
主治医選びに妥協はしません。
主治医の治療方針が「違う」と思えば、自分の意見をはっきり述べ、
セカンドオピニオンを求めることもあります。
この本には、医者が患者さんたちに言えないたくさんの真実が詰まっています。
がんになった医者が、それぞれの局面で選んだ方法は、多くのヒントになるものと信じています。
著者プロフィール
川嶋 朗(かわしま あきら)
1957年東京都生まれ。東京有明医療大学教授。
医学博士。北海道大学医学部卒業後、東京女子医科大学入局。ハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院、同大学附属青山自然医療研究所クリニック所長を経て現職。
漢方をはじめとするさまざまな代替、伝統医療を取り入れ、西洋近代医学と統 合した医療を担う。「よりよく生きる」「悔いのない、満足のいく人生を送る」ための心得として、「自分の理想的な死とは何か」を考え、QOD(クオリティ・オブ・デス=死の質)を充実させることを提案。
西洋医学での専門は腎臓病、膠原病、高血圧など。日本統合医療学会理事、日本抗加齢医学会評議員。
『医師が教える幸福な死に方』『心もからだも「冷え」が万病のもと』『医者が教える人が死ぬときに後悔する34のリスト』ほか著書多数。