死ぬときに後悔しない 医者とクスリの選び方
発売日2013年10月12日
ISBN978-4-7762-0806-8
価格1100円(税別)
アスコムからの内容紹介
■名医か、ヤブか。
良薬か、毒薬か。
どうやって見わけますか?
■予防医療学の権威が教える
治療や副作用で後悔しない50の鉄則!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
できることなら、病院の世話にはなりたくないものです。
とはいえ、医者に行かないわけにも、
クスリをすべて拒否するわけにもいきません。
元気で長生きしたければ、
医者とクスリの選び方を間違えてはいけないのです。
では、信頼できる医者かどうか、
安全なクスリかどうかは、
どうすれば見わけることができるのでしょうか。
本書は、そんな疑問にズバリおこたえしていきます。
【本書の構成】
●プロローグ
医療が充実していると本当に長生きなのか
アンジェリーナ・ジョリーの主治医は犯罪者!?
長生きしたけりゃ医者選びが9割 ほか
●第1章 任せていい医者、ダメな医者の見わけ方
鉄則1 「風邪をひいたら薬をもらう」を習慣にしてはいけない
鉄則2 「原因はストレス」という医者にご用心
鉄則3 高血圧ですぐに薬を出す医者はめんどうくさがり
鉄則11 医者の経験談を信じちゃいけない
鉄則13 処方の仕方でわかる、いい医者を見わける5つのポイント
●効くクスリ、危ないクスリの見わけ方
鉄則14 古い薬と新しい薬、信頼できるのはどっち?
鉄則15 医者は処方箋の書き方を習わない
鉄則17 「私、その薬は飲みません」と言いなさい
鉄則19 コレステロールの治療に薬はいらない
鉄則20 血圧の薬はいつやめても大丈夫
鉄則21 睡眠薬を使わず不眠を治す6つのワザ
鉄則22 抗がん剤では寿命は延びない
鉄則24 副作用のはっきりしない「配合剤」を飲んではいけない
鉄則25 「漢方薬は体にやさしい」は大ウソ
鉄則26 市販薬は成分が少ないものを選びなさい
鉄則27 「1粒でレモン何個分! 」にご用心!サプリなんて効かない ほか
●必要な検査、危ない検査の見わけ方
鉄則29 人間ドック、100人受ければ92人が異常
鉄則31 「メタボは危険! 」と言っているのは日本だけ
鉄則32 一番長生きできる体重は75キロ!?
鉄則37 「親ががんだと、子どももがんになる」はウソ!
鉄則38 血圧が高いと言われたら、実践したいこと ほか
●信じていい健康法、危ない健康法の見わけ方
鉄則41 「糖質制限ダイエット」「1日1食健康法」は寿命を縮める
鉄則43 「免疫力アップ」をうたった健康食品に近づくな
鉄則45 ドロドロなんてありえない! 「血液サラサラ神話」のウソ
鉄則48 がんにならないリンゴの食べ方
鉄則49 長生きする牛乳とヨーグルトの摂取法 ほか
著者プロフィール
岡田正彦(おかだ まさひこ)
新潟大学名誉教授。医学博士。
1946年京都府に生まれる。
1972年新潟大学医学部卒業。
1990年より同大学医学部教授、医学博士。
米国学会誌IEEE Transactions on
Biomedical Engineering副編集長、
学会誌『生体医工学』編集長などを務める。
1981年新潟日報文化賞、
2001年臨床病理学研究振興基金
「小酒井望賞」受賞。
専門は予防医療学、長寿科学。
元々、内科医としてキャリアをスタート。
その中で、医療のあり方に疑問を持つ。
多くの高齢者が薬漬けにされ、
かえって健康を害している。
体調を崩して病院へ行くと、まず薬が処方され、
その副作用で 具体が悪くなり、
さらに薬が増やされてしまう......。
このような愚かしい医療を変えていくために、
「予防医学」「統計医療」に着目。
世界中の「大規模調査」(エビデンス)を徹底的に調べ、
日本の医療の常識とかけはなれた結果を多数発見。
がん検診は百害あって一理なし、
風邪ですぐに薬を出す医者は信じてはいけない、
脳ドックは病気を増やす、
サプリメントは効かないなど、
大規模調査に基づいた鋭い主張を展開。
一方で、薬漬けになる患者を救うために、
現在、東京足立区の水野記念病院理事として
予防医療の指導、研究を行っている。
診療は、生活習慣病全般。
肥満・高脂血症・高血圧症・糖尿病などを
予防するための指導・治療を行っている。
また、水野介護老人保健施設の施設長として、
毎日80歳を超えた超高齢者たちとも接しながら、
生活習慣改善のアドバイスを行っている。