医者が教える人が死ぬときに後悔する34のリスト

アスコムからの内容紹介

あなたが末期がんを宣告され、
藁にもすがる思いで
医師の元に駆けつけたとしましょう。

「先生、なんとかしてください」
と言うあなたに、医師が
「あなたは、どうして生きたいんですか?」
と尋ねたら、
あなたはその理由を
きちんと説明できますか?

人はどうしたら
自分の人生に満足し、
納得して生き切ることが
できるのでしょうか。
近年よく議論される「理想的な最期」を
迎えるにはどうしたらいいのでしょう。

著者は、個々人が「満足できる死」の
実現のために、
その準備として日頃から
QOD(クオリティ・オブ・デス=死の質)に
ついて考えを巡らせることが必要だと
提唱しています。
死について考えることで、
QOL(クオリティ・オブ・ライフ)が上がり、
生きる目的も明確になる。

「どうして生きたいんですか?」への答えは
QODを考えることで、
誰にでも見つかるものなのです。
そして、答えが見つかれば、
人は幸福に、
安心して人生の終幕を迎えられる。

本書では、
著者が患者を診るなかで見聞きしてきた
エピソードを紹介しながら、
誰もがいずれは必ず迎える死に際し、
後悔を残さないためには
どうしたらいいのか、
たくさんのヒントを提示します。

自分の人生を悔いなく、納得し、
満足して生き切るための指南書です。

著者プロフィール

川嶋 朗 (かわしま・あきら)

1957年東京都生まれ。東京女子医科大学附属青山自然医療研究所クリニック所長、准教授、医学博士。北海道大学医学部卒業後、東京女子医科大学入局。ハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院などを経て2004年から現職。漢方をはじめとするさまざまな代替、伝統医療を取り入れ、西洋近代医学と統合した医療を担っている。西洋医学での専門は腎臓病、膠原病、高血圧など。日本統合医療学会理事、日本抗加齢医学会評議員。著書に『医師が教える幸福な死に方』『58歳からの人には言えないからだの悩み』『すべての病は「気」から』『心もからだも「冷え」が万病のもと』『川嶋流 がんにならない食べ方』ほか多数。