2時間でよくわかる 新島八重
発売日2013年5月29日
ISBN978-4-7762-0780-1
価格1200円(税別)
アスコムからの内容紹介
新島八重研究の第一人者、
同志社女子大教授が
八重の真実を発掘史料で描く!
同志社の創設者、新島襄の妻・八重。
幕末の会津藩の砲術師範の娘として誕生、
戊辰戦争の鶴ヶ城篭城に男装で参加し
自ら銃を持ち、銃撃戦でも活躍、
「会津のジャンヌ・ダルク」と呼ばれた。
襄亡き後は、日清・日露戦争で篤志看護婦を務め、
「日本のナイチンゲール」と称賛される。
このほとんど知られることのなかった、
「八重の真実」を、
新島八重研究の第一人者、
同志社女子大教授の発掘史料で
具体的かつわかりやすく描き出す。
「新島八重」本の決定版である。
【本書の見どころ】
◎八重の「生ことば」を現代語訳で再現!
八重はこんなことまで話していた
◎八重ゆかりの会津若松、京都がわかる早わかりマップ付
◎一目瞭然、どこよりも詳しい人物相関図付
◎当時の日本と世界が一目でわかる!
「八重が生きた時代」年表付
◎同志社所蔵の貴重な写真が満載!
◎「大河ドラマの後半」が10倍楽しくなる決定版!
【本書の読み方――八重の生き方から学ぶ10のポイント】
1絶対にあきらめない--不屈の会津魂
2ブレない起き方--会津の家庭教育
3死ぬ気で生きた人の強さ--死線を越える籠城戦での体験
4「戦い」を楽しむ--会津の鉄砲を京都で聖書に持ち替えて
5夫婦はパートナーである--新島譲との結婚生活
6女子教育のパイオニア--同志社女学校を設立
7「看護と介護」の人生--日赤の篤志看護婦として
8茶道--女権獲得運動
9時代の「語り部」--負け戦の証言者
10自立して自由に生きる--「儻不羈」の精神
著者プロフィール
吉海 直人 (よしかい・なおと)
1953年、長崎県生まれ。國學院大學大学院修了。博士(文学)。現在、同志社女子大学表象文化学部日本語日本文学科教授。専門は平安時代の物語文学・和歌文学。「異本百人一首」の発見をはじめ、かるたや浮世絵などの関連資料を多数発掘・紹介している。また、同志社大学創設者新島襄の妻「新島八重」研究の第一人者でもある。著書に『新島八重 愛と闘いの生涯』『百人一首で読み解く平安時代』 (角川選書) など多数ある。