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日本人が気づいていないちょっとヘンな日本語

著者デイビッド・セイン、長尾昭子

発売日2012年12月13日

ISBN978-4-7762-0753-5

価格1000円(税別)

アスコムからの内容紹介

日常会話でよく使う日本語なのに、
実は日本人自身もよくわかっていない。
よく使うけど、考えてみたら
ちょっと不思議な日本語......。
そんなこと、ありませんか?

たとえば、次の日本語を
あなたは外国人に
ちゃんと説明できますか?

●「ピンからキリまで」、では「ピン」って何のこと?

●本来は「いい意味」で使っていたはずの「いい加減」、
なんで悪い意味になってしまったの?

●「全然OK」は間違った使い方と言われるけど、
実は間違いではないって知っていました?

●「白い」「赤い」「黒い」と言うけど、
同じ色でも「緑い」「紫い」は何でダメ?

こんなさまざまな疑問について、
350万部突破のベストセラー著者と
外国人に人気の日本語教師が、
楽しく紹介していきます!

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こんにちは、長尾昭子です。
私は、日本での生活を始めた海外の外交官やビジネスパーソンに
長年、日本語を教えてきました。

私の生徒さんたちがよくぶつかる日本語の壁があります。
「日本語は、Yesなのか、Noなのかがよくわからない! 」
「その言い方で、どうしてそんな意味になるのか?」
そして、みな口をそろえてひと言。
「日本語って、ミステリアス! 」

私たち日本人が「当たり前」と思っていることも、
彼ら外国の人たちから見ると、
「ヘンだよ、おかしいよ」
ということが、たくさんあるのです。
「ヘンな」と言っても、間違った日本語ということではなく、
外国人の目から見て奇妙に見えるということです。

彼らは、びっくりするような新鮮な角度から
質問を投げかけてきます。
そのたびに、日本人ではなかなか気づかない
日本語の不思議に出あうのです。

この本では、日本に30年以上も住んでいる英語の先生、
デイビッド・セインさんが、日本語に関して、
長―い間、疑問に思っていることを、
率直にぶつけてもらいました。
セインさんの質問に登場する「日本語」のなかに
「日本語のおもしろさ」を再発見できるはずです。
みなさんも「ヘンだけどおもしろい日本語」の世界を
一緒に探検してみませんか。

著者プロフィール

デイビッド・セイン (Thayne,David A)

アメリカ出身。英会話学校経営、翻訳、英語書籍・教材制作などを行うクリエーター集団「エートゥーゼット」の代表。これまで累計350万部の著作を刊行してきた英語本のベストセラー著者。日本で30年以上の豊富な英語教授経験を持ち、これまで教えてきた日本人生徒数は数万人に及ぶ

長尾昭子 (ながお・あきこ)

公益社団法人国際日本語普及協会(AJALT、文化庁所管の外国人への日本語普及・教育機関)講師。慶応大学卒。欧米人のビジネスパーソンや外交官の間で大人気の教師で、教科書作成や日本語教師向けの雑誌への連載執筆の実績多数あり