キャリア官僚の交渉術
発売日2012年7月23日
ISBN978-4-7762-0716-0
価格1000円(税別)
アスコムからの内容紹介
■なぜ、大物政治家が
■たった3分で説得されてしまうのか...
■ニッポンの新時代を担う
■36歳の若きリーダーのすごい交渉術!
上司、部下、お客さま、取引先......、
相手が思うようになかなか納得してくれず
仕事が前に進まない人に贈る1冊。
大人の事情うずまく霞が関で官僚として
「交渉のテクニック」を身につけ、
復興を目指す被災地で副市長として
「心の交渉力」を学んだ著者が、
交渉、プレゼン、コミュニケーション術を
初めて明かします。
ダメな上司や部下に悩むビジネスパーソンから、
日本の未来をつくる若者まで、
交渉のテクニックと奥深さを伝えます。
著者プロフィール
久保田 崇 (くぼた・たかし)
陸前高田市副市長。前内閣府参事官補佐。
1976年静岡県生まれ。
京都大学総合人間学部卒業後、
国家公務員採用I種試験(法律職)に合格し、2001年内閣府入り。
ニート対策を内容とする「子ども・若者育成支援推進法」の
制定などに携わる。
東日本大震災後のボランティア活動を契機として、
2011年8月1日より岩手県陸前高田市副市長を務める。
2005年英国ケンブリッジ大学にて経営学修士号(MBA)取得。
海外エリートたちの「人生を楽しむ姿勢」を学ぶ。
過酷な労働環境で知られる霞が関の中でも効率的な業務を追求し、
独自のワーク・ライフ・バランスを確立。
プライベートでも、異業種交流会
「官民協働ネットワーク・クロスオーバー21」の運営や、
NPO法人「新しい霞ヶ関を創る若手の会(プロジェクトK)」の理事を務める。
日本心理カウンセラー協会正会員。TOEIC905点。
英国ヨーク大学政治学修士(MA)。行政書士。
年間数百冊を読むフォトリーダー。
著書に『官僚に学ぶ仕事術』『官僚に学ぶ勉強術』(ともにマイナビ)、
『私が官僚1年目で知っておきたかったこと』(かんき出版)、
論文に「ニート・ひきこもり等の現状と子ども・若者育成支援推進法の制定」
(「ジュリスト」2009年11月号)がある。
http://www.facebook.com/kubota3
目次
■第1章 霞が関流 相手を思うように説得する8つのテクニック
・交渉しないことこそ最善の道である
・説得したければストーリーで語れ
・上司によって説明の仕方を変えろ
・忙しい相手には1枚の「ポンチ絵」で説明する
・100点を目指さず「落としどころ」をさぐる
・決裂して困るのは、あなたか?相手か?
・交渉は「後攻」が断然有利 ほか
■第2章 なぜ、大物政治家を3分で説得できてしまうのか
・永田町で「俺は聞いてない」は何を意味するのか
・最初の30秒で興味を引く「つかみ」のテクニック
・霞が関流ダメな上司から上手に逃げる方法
・NOとわかっていても「検討する」と言え ほか
■第3章 「ダメな上司」の対処法
・上司は面倒くさがりである
・もしも上司に「それ、今、見ないといけないの」と言われたら
・いつ話しかけるか、それが重要だ
・ダメ上司にはわざと負ける!? 1勝3敗のススメ
・上司だって本当はハンコを押したい ほか
■第4章 「ダメな部下」の対処法
・部下に「今一番の課題は何か」聞いてみる
・部下をやる気にさせる上司とは
・「それは、僕の仕事ではありません」と言われたら… ほか
■第5章 メール、話し方、スピーチ。交渉上手のコミュニケーション術
・メールで交渉してはいけない
・スピーチ下手は「サンドイッチ方式」で乗り切れ
・「利害」を説けば、道は開ける
・意志決定は論理的に、説明は情理を尽くせ ほか
■第6章 実録!! 圧倒的パワーをもつ「財務省」との交渉
・財務省が気をつかう相手とは
・「落としどころ」はこうやって見つける
・武器は、緻密な論理を積み重ねること ほか
■第7章 一般市民が行政を動かすには
・行政を動かすには政治家を動かせばいいの?
・企業が役所と仕事する方法
・「予算案件」は早めに動け
・大物議員、地元議員を頼る方法
・フェイスブック活用術 ほか