逆説!エコの常識
発売日2012年2月29日
ISBN978-4-7762-0708-5
価格1000円(税別)
アスコムからの内容紹介
"忘れもしない、
福島第一原発事故...。
この事故を通じて、
次のように思ったのではないでしょうか?
「原発は危険だし、今はエコ社会だから、
"今後の発電は、地球にやさしい水力、風力などの自然エネルギーに頼るべき"」
しかし、この考え方は間違っています。
「自然エネルギーこそ、自然を破壊してしまう」のです!
本書では、そのメカニズムを、
『ホンマでっか!?TV』
『たかじんのそこまで言って委員会』などでおなじみの
環境学者・武田邦彦がわかりやすく解説。
実は、
この自然エネルギーの例と同じように、
「環境問題では常識とされているけど、間違いだらけの考え方」
が、日本ではまだまだあるのです!
そこで本書では、
本当に正しい環境問題の考え方として、
次のようなことも伝えています。
「気温が上がると南極の氷は増える」
「ゴミを増やすと環境は良くなる」
「生物を大切にしようと思ったら、トキは絶滅したほうがよい」
「外来種を歓迎したほうが自然が豊かになる」
「CO2で温暖化しない」
「マイ箸運動をすると日本の森林が破壊する」
「ペットボトル、アルミ缶、レジ袋は環境に良い3大製品だ」
「石油石炭は枯渇せず、どんどん使って楽しんだほうが環境も良くなるし、人生も楽しい」
「これって、世間一般で言われていることとは
逆のことばかりでは...!?」
と思われたでしょう。
しかし本書では、これこそ正しく、
「真の常識」と提言します。
詳しいことはすべて本書に書かれています。
一度読んでみれば、環境問題に対する考え方が
ガラリと変わるに違いありません!"
著者プロフィール
武田 邦彦 (たけだ・くにひこ)
1943 年、東京都生まれ。
東京大学教養学部基礎科学科を卒業後、
旭化成工業(株)に入社。
同社ウラン濃縮研究所長、芝浦工業大学工学部教授、
名古屋大学大学院教授を経て、
現在、中部大学総合工学研究所教授。
資源材料工学を専門とする工学博士。
物理化学的手法を用いた原子力、材料、
環境、倫理などの研究を行う。
著書に『放射能と原発のこれから』(ベストセラーズ)、
『偽善エコロジー』(幻冬舎)、
『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』(洋泉社)などがある。
ブログは1日50万アクセスを超えたこともあるほど注目を集めており、
環境問題、教育問題、日本論など、
幅広い分野で文章を発表している。
http://takedanet.com/