何があっても日本経済は破綻しない!本当の理由
発売日2011年5月31日
ISBN978-4-7762-0672-9
価格1400円(税別)
アスコムからの内容紹介
未曽有の被害をもたらした大震災。
しかし、日本はこんなことで
破綻なんかしない!
「"コンクリートから人へ"が被害を大きくした!」
「"TPP加盟"は復興の妨げになるだけ!」
「"復興税"は愚策、必要なのは防災減税だ!」
日本の復興を妨げる風評、デマが横行するなか、
いま、私たちが何をすべきか。
気鋭のエコノミストが、震災後の日本経済を検証。
マスコミが絶対に書けない、
日本が復興・成長するための
本当の道筋を提示していく。
----------------------------------------------------------------------------------
この大震災は、私たちに重要なことを思い出させてくれた。
それは、「国家」という存在である。
多くの人が「国家」という存在を忘れてしまって
いたのではないだろうか。
しかし、私たちは日本国民であり、
この国の主権者であり、有権者である
私たちの前に現実として拡がっている政治の体たらくも、
途方もない被害も、すべては「私たち自身」が選んだ結果なのだ。
あの日以降、多くの人の意識が変わったと言う。
自分には、日本という国家に対して何ができるのか――。
何をしなければいけないのか――。
いま、政府も民間企業も、官僚も評論家も一般の人も、
あなたも、そして私も、誰もが
あらゆることの分岐点に立っている。
私たち日本人は、世界屈指の自然災害大国に住んでいる。
そして、私たちは、天災に遭うたび立ち直り、
よりよい国を築いてきた人々の子孫である。
必ず乗り越えられる。
そして、私たちの子孫に、奇跡のような国を引き継ごう。
それこそが私たちの義務であり、
2万余の人々への弔いとなるはずだ。
さあ、復興と成長を始めよう。
著者プロフィール
三橋 貴明 (みつはし・たかあき)
作家・経済評論家
中小企業診断士
1994年、東京都立大学(現首都大学東京)経済学部卒業。外資系IT企業ノーテルをはじめNEC、日本IBMなどを経て2008年に中小企業診断士として独立、三橋貴明診断士事務所を設立した。現在は、経済評論家、作家としても活躍中。2007年、インターネットの公開データの詳細な分析によって韓国経済の脆弱な実態を暴く。これが反響を呼んで『本当はヤバイ!韓国経済』(彩図社)として書籍化されて、ベストセラーとなった。既存の言論人とは一線を画する形で論壇デビューを果たした異色の経済評論家。著書に『経済ニュースが10倍よくわかる「新」日本経済入門』『経済ニュースが10倍よくわかる日本経済のカラクリ』『民主党政権で日本経済が危ない!本当の理由』(アスコム)、『日本の大復活はここから始まる!』(小学館)、『サムスン栄えて不幸になる韓国経済』(青春出版社)ほか多数がある。