日本人の「正義」の話をしよう
発売日2011年3月17日
ISBN978-4-7762-0651-4
価格1100円(税別)
アスコムからの内容紹介
金型ひとつで食べてきた
小さな町工場の主人、岡野雅行。
どこの組織にも属さずに
筆一本で食べているエッセイスト、勝谷誠彦。
一本の筋を通して生きてきた2人が、
「日本人であるための哲学と生き方」とは何か、
過激に語りあった!
別荘と妾は持つな、酒とタバコもいらん......岡野
馬鹿と組むくらいなら一人のほうがいい......勝谷
「義理」と「仁義」を守るにはカネがいる......岡野
ブランドに弱い人は、自分が弱い人である......勝谷
「助平」も特技である......岡野
今の会社を辞めても食べていけるのがプロリーマンである......勝谷
サラリーマンから独立するなら10年以内にしろ......岡野
リスクを取らないと奴隷根性になり下がる......勝谷
人間には、頭のいい人と利口な人の二種類がある......岡野
行列のできる店は頭が悪い......勝谷
道理が通らんコストダウンは誰かが泣いていると知れ......岡野
テレビがいじめを作っている......勝谷
「ニート問題」はすべて親が悪い......岡野
語学は喧嘩のために学ぶのだ......勝谷
人生に大切なことは、やくざに教わった......岡野
「馬鹿基準」を撤廃せよ......勝谷
儲からなくて潰れる奴、儲かり過ぎて潰れる奴......岡野
貧乏人ほど豪遊する......勝谷
儲けるから好きなことができるのだ......岡野
金持ちだからできることがある......勝谷
人の妬みは面白がって買え......岡野
「自分に対する投資」などくだらん......勝谷
本当のことを言って何が悪い!
本当は、あなたも
そう思っているはずだ!!
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本書は日本と日本人について、
俺が「正しい」と思っていることを、
前々からテレビで発言を聞いていて
「俺と同じ考えの人だな」と思っていた勝谷誠彦さんと
語り合ったことをまとめたものだ。
お互いの考えがしっかり噛み合ったので、
いい内容になったと思う。
勝谷さんも俺も、世間からは天の邪鬼と思われているようだが、
本当は俺たちが当たり前なのだと言いたい。
本書を読めば、それがわかる。
著者プロフィール
岡野 雅行 (おかの・まさゆき)
昭和8年、東京都墨田区生まれ。10代のはじめから家業の金型工場を手伝い、25年、本格的に父親の仕事に取り組む。47年、家業を引き継ぎ、岡野工業株式会社を設立。「技術的に難しくて誰にもできない仕事」と「安すぎて人が敬遠する仕事」をモットーとし、携帯電話の小型化に貢献したリチウムイオン電池ケースや、針穴の直径が0.08ミリという世界一細い「痛くない注射針」を量産化。「世界一の職人」「金型の魔術師」として知られる。平成15年、東京都功労者表彰。16年、天皇陛下より旭日双光賞を賜る。
勝谷 誠彦 (かつや・まさひこ)
昭和35年、兵庫県生まれ。コラムニスト、写真家。雑誌記者としてフィリピン動乱や湾岸戦争、カンボジアPKOなどを取材。フリーに転じてからは、戦場などの取材、食や旅のエッセイ、社会時評から小説まで健筆を振るう。電波メディアでも『スッキリ!!』(日本テレビ系)、『たかじんのそこまで言って委員会』(讀賣テレビ放送)など、多数のレギュラー、準レギュラー番組で活躍中。
また、有料メール『勝谷誠彦の××な日々。』を配信。世界中どこにいても365日毎朝10時までに送ることで知られている。申し込みは http://katsuyamasahiko.jp/ から。過去のものはアスコムから『勝谷誠彦の××な日々。』として順次刊行。現在、Vol.4まで発売されている。