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ピアニスト辻井伸行 奇跡の音色 ~恩師・川上昌裕との12年間の物語~

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ピアニスト辻井伸行 奇跡の音色 ~恩師・川上昌裕との12年間の物語~

著者神原一光

発売日2011年2月28日

ISBN978-4-7762-0647-7

価格1333円(税別)

アスコムからの内容紹介

◎「川上先生がいたから、
  僕はピアニストになれた」 辻井伸行

◎西田敏行さん、感涙!

◎辻井と川上の往復書簡も特別掲載!


■辻井伸行と恩師・川上昌裕との"感動の物語"■

第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで
「奇跡の音色」と賞賛された辻井の美しい音色は
いかにして生まれたのか。
その誕生秘話を初公開!

辻井が小学校1年生から高校3年生までの12年間、
ピアノを教えた恩師・川上と辻井の感動の物語。


■辻井の才能を伸ばした指導法を紹介■

川上は辻井のなかにある
"才能"を引き出し、伸ばすために
それまでの常識を捨てて
オリジナルな指導法を考え出していった。

"才能"と"やる気"を最大限に引き出し、
育てるためのノウハウをたっぷり紹介。

ピアノを習っている方やその親御さん、
音楽に携わっている方をはじめ、
経営者からビジネスマンの方、
幅広い年齢層の方、必読の1冊です。

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【本書の構成】

◎往復書簡 辻井伸行から川上昌裕先生へ◎

プロローグ 「こころの遺伝子」
1章 世界中の人に聞いてもらいたい
2章 「ブラボー!」が聞きたく
3章 6歳と29歳、運命の出会い
4章 ピアニスト川上昌裕が挑んだ道
5章 この子に合った指導法とは?
6章 「奇跡の音色」へ 輝きだした才能
7章 二人の夢、ショパン・コンクールへ
8章 自立と別れの季節に
エピローグ 今日も世界にピアノが響く

◎往復書簡 川上昌裕から辻井伸行くんへ◎

著者プロフィール

辻井伸行(つじい・のぶゆき)

1988年、東京都生まれ。
1995年4月、6歳のときに川上昌裕と出会い、12年間ピアノの指導を受ける。

同年、7歳で全日本盲学生音楽コンクール器楽部門ピアノの部第1位受賞。
99年10歳で全国PTNAピアノコンペティションD級にて金賞を受賞。
2005年10月、ワルシャワで行われた第15回ショパン国際ピアノコンクールに
最年少で出場し、「批評家賞」を受賞。
09年6月に米国テキサス州フォートワースで行われた
第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで
日本人として初の優勝を飾り、「奇跡の音色」と賞賛された。
07年10月、エイベックス・クラシックスよりCDデビュー。
11年2月、最新作・佐渡裕指揮「チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番」をリリース。
これまで増山真佐子、川上昌裕、川上ゆかり、横山幸雄、田部京子各氏に師事。
公式サイト: http://www.nobupiano1988.com


川上昌裕(かわかみ・まさひろ)

1965年、北海道生まれ。
東京音楽大学(ピアノ演奏家コース)を首席で卒業。
88年、マリア・カナルス国際コンクール入賞。
92年、留学先のウィーン・コンセルヴァトリウムを首席で卒業。
7年の留学を経て95年帰国。

東京音楽大学講師として後進の指導にあたりながら、
ピアニストとしてコンサート活動やテレビ・ラジオへの出演、
楽譜の編集出版、執筆、講演、コンクール審査、
マスタークラスの講師など国内外で多方面に活躍中。
これまでに CD「バラキレフ&スクリャービン」「メトネル 嵐のソナタ」
「カプースチン 室内楽作品集1」など7枚のアルバムをリリース。

特にロシアの音楽家ニコライ・メトネル、ニコライ・カプースチンの
演奏、研究には定評があり、カプースチン氏からはピアノ曲を献呈されている。
著書に『ちょっとピアノ 本気でピアノ』(ヤマハ ミュージックメディア)がある。
公式サイト: http://www.masahiro-kawakami.com


神原一光(かんばら・いっこう)

1980年、東京都生まれ。
早稲田大学卒業後、NHK入局。静岡局を経て、
制作局第1制作センター青少年・教育番組部ディレクター。
これまで「トップランナー」「パフォー!」「天才てれびくんMAX」
「ドキュメント20min.」など若者向け番組を担当。
ドキュメンタリー番組「こころの遺伝子 ~あなたがいたから~ 
器の大きなピアニストになれ 辻井伸行」も担当し、今作が初の著書となる。