血糖値は食べて下げる寝て下げる
発売日2018年11月22日
ISBN978-4-7762-0983-6
価格1300円(税別)
アスコムからの内容紹介
【カロリー制限は、今すぐやめなさい】
血糖値コントロールというと、
「細かいカロリー計算に基づく厳しい食事管理」というイメージがあると思います。
でも、カロリー計算では血糖値は下がりません。
同じカロリーの食事でも、
・誰と食べたのか?
・どんな気持ちで食べたのか?
・どんな食材をどのように食べたのか?
によって、
胃腸の働きや消化吸収パワーがまったく違うので、
体に与える影響も大きく異なるのです。
また、血糖値が高くなっている理由は人それぞれ。
暴飲暴食、仕事や私生活のストレス、体質や体の状態...。
さまざまな要因が考えられます。
ですから、そういった状況や体の状態を無視して、カロリーばかりにこだわっていても、
血糖値は下がらないのです。
【大切なのは「代謝力」=燃やす力を上げること】
人によって状況が異なる中で、
どんな人にも有効な方法が一つだけあります。
それは体の代謝力、つまり「燃やす力」を上げていくこと。
食事で得た成分を消化・吸収・代謝・排泄する流れがきちんと行われないと、
太りやすくやせにくい体になり、肥満や高血糖につながってしまうのです。
逆に、「代謝力」を上げることができれば、太りにくくなり、血糖値もみるみる安定します。
【「代謝力」は食事と睡眠で誰でも改善できる】
「代謝力」は、
・賢く食材を選ぶ「食選力」
・賢く食べる「食事力」
・代謝を高める「睡眠力」
の3つを身につければ、誰でも改善できます。
本書では、これらを身につけるコツを
「カロリーではなく旬と鮮度で食材を選ぶ」
「納豆は賞味期限ぎりぎりまで熟成させる」
「売れ残りの唐揚げは食べない」
「抱き枕で横向きに寝てみる」
など、具体的で、
誰でもすぐにできる項目にまとめました。
どれも今日からできて、続けられる簡単なことばかりです。
興味のあるものから
1つずつ取り組んでいけば、
あなたの「燃やす力」はグンと高まり、血糖値の安定した、薬いらずの体に変わっていくでしょう。
本書に載っているのは、
体が本来持っているパワーを引き出し、高血糖に悩む皆さんをどんどん健康にしていく、
もっとも簡単で最強の方法です。
ぜひ本書を読んで、「燃える体」を手に入れましょう。
著者プロフィール
田中俊一
医学博士。横浜市立大学大学院医学研究科客員教授、医療法人みなとみらい理事長。
早稲田大学理工学部数学科を経て横浜市立大学医学部卒業後、
1997年に金沢内科クリニック(現医療法人みなとみらい)を設立、
その後、ニューヨーク市立大学 Mt.Sinai School of Medicine,assistant professor、
国際医療福祉大学教授、横浜市立大学教授を経て、現職。
毎月8000名の生活習慣病の治療に睡眠から取り組む、睡眠と糖尿病のスペシャリスト。
日本テレビ系「世界一受けたい授業」「ヒルナンデス! 」、
フジテレビ系「バイキング」、テレビ朝日系「中居正広のミになる図書館」など、
メディア出演も多数。
浅野まみこ
管理栄養士。食と健康のコンサルティング 株式会社エビータ代表。
総合病院、女性クリニック、企業カウンセリングにて糖尿病の行動変容理論をベースに1万8千人以上の栄養相談を実施。
その経験を生かし、現在は、食育活動やレシピ開発、食のコンサルティングをはじめ講演、イベントなど多方面で活躍中。
飲食店のヘルシーメニューの考案や駅やコンビニに商品のプロデュースなどを行う。
年間講演数は、130本を超え、全国を飛び回っている。
NHK「おはよう日本」、TBS「名医のTHE太鼓判! 」、フジテレビ「バイキング」など、メディアや雑誌に多数出演。
「食生活が楽しいと人生が100倍楽しい! 」をモットーに活動をしている。
著書に草思社『「コンビニ食・外食」で健康になる方法』
アスコム『血糖値あがらないのはどっち?』など。